Dear ALYS' students and everyone!!
アリーズ英会話スクールのシャーロックです(^0^)/
みなさんいつもToday's Englishを見ていただき
ありがとうございます☆★☆
今日は、ビジネスコミュニケーションについて話してみたいと思います。
ビジネス英語を学習している生徒さんのレッスンを担当していると
外国人と働くのに苦労しているという声を耳にすることがあります。
聞くと、
「相手がなかなかこちらの話やルールに納得してくれない」
「納期の変更に対応してくれない」
など困っているようです。
こういった問題の原因が
国ごとの文化背景や常識・概念に起因するものか
はたまた、相手個人の性格によるものか
一つずつ話を聞かなければひとくくりにすることはできませんが
生徒さんたちの話を聞いていると
英語でのコミュニケーション能力に問題解決の糸口があることが
少なからずあります。
例えば、期日が早くなったので相手に連絡をするとしましょう。
日本の人は
I need your cooperation. Actually, __________ . Could you do it a little earlier?
といった伝え方を、英語力が高い方でもよく使われます。
文法も正確です。
しかし、相手がネイティブの場合
このような表現は期日の重要性が伝わりにくい可能性があります。
期待した返事がもらえなかった結果
時間にルーズだなとか、非協力的だなと思い込み
不信感から良好な関係が築けなくなってしまうわけです。
ちなみに私の場合、Level.1では次のように指導します。
_____(Name)____ we have _____(reason)______. So we have to do it early.
(この時イントネーションが変わります)
直訳すると、「私たちは早くしなければいけないのです」となってしまうため
なかなかこのフレーズが出てきません。
心理学的な側面から見ても、後者の表現はWeを使うことで
”同じチーム”だと意識してもらえる効果があり
こちらのお願いを受け入れてもらいやすいメリットがあります。
誤解されて業務がうまくいかないのか、快く協力してくれるのか、
その違いの差は大きいですよね。
言葉には力があります。
それが意識的、無意識的であれ、伝え方一つで相手の行動が変わるなら
目的を達成できる言葉を使うべきだと、私は思います。
「英語は通じればよい」と言う学習者さんに、たまにお会いしますが
私は、文法や語彙の正しさだけでは伝わらないことはたくさんあると思うのです。
わかりやすい説明ができることも
聴衆を引きつけるプレゼンも
YESと言わせる交渉力も
そして、相手との関係づくりも
伝え方次第で結果は大きく変わります。
このように
「外国人はなかなか日本人の気持ちをわかってくれない」と思っていたことが
自分の伝え方や言語文化による誤解によって欲しいリアクションをもらえない原因になりえ
業務に影響をおよぼすことを
国際コミュニケーションの場において決して忘れてはいけません。
このことを意識できている人は間違いなく
テストのスコア以上に英語を使うスキルを習得でき
そして、現場でも結果が出せることでしょう!
それではまた次回(^▽^)/
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ALYS(アリーズ)
担当講師:SHER
<茨木・高槻・摂津・吹田・豊中エリアからの受講者多数>
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