ビジネスパーソンの皆様のなかには、お勤め先の会社で英語研修を受けることができる方も、いらっしゃることと思います。
しかし、会社でレッスンや研修が受けられても、私たちのクラスを受講される方はたくさんいらっしゃいます。
このような方が共通して抱えている悩みの一つが、「会社でレッスンを受けても、自分の業務に役に立たない」ということ。
なぜ、そのようなことが起こってしまうのでしょうか?
役に立たない勉強に時間を割くことは誰にとっても難しいことで、
また、そのような研修時間は退屈で続けられないと感じるのは、当然のことです。
ここで、役に立たないと感じてしまう原因の一つに「group dynamics」があります。
日本語で「集団力学」と言われ、集団における人々の思考や行動などを研究する学問領域です。
集団という言葉が使われていますが、マンツーマンのクラスにも、実は同じ問題点を指摘することができます。
想像してみてください。
例えば、女性4人のクラスで今日のテーマが国際シーンにおけるビジネスファッションだとします。
そこへ急遽、男性が一人クラスに参加することになりました。
その日のアプローチは、女性4人の場合と同じでよいはずがありません。
もしも、マーケティング部署とエンジニア部署の従業員が同じクラスで受講しなければならない場合、単一部署の場合と進行も教える表現も変え、全員を巻き込める内容にするべきです。
他にも、研究職の人は語学においても理論や明確な解を求める傾向がみられますが、文系出身の営業職の人は感情領域や表現の適切さに感度が高い傾向が見られるなど、一言で「コミュニケーション」といっても、実はその方が気にされているポイントは私たちから見ると違いがあったりします。
納得できない状況で、人間は前に進むことができないものです。
ですので、語学の習得でも相手に「なるほど」と腑に落ちてもらえるアプローチが、講師には必要と言えます。
どれほどカスタマイズしたカリキュラムを作っても、英語の教え方がどんなに上手でも、group dynamicsが欠けていると学習者は自分が欲しいことが得られず、モチベーションや成長の鈍化につながってしまいます。
日本人の全員がコミュニケーション心理学に長けているわけではないように、企業研修を担当する先生たちもまたgroup dynamicsを習得しているわけではありません。
グループの性格や学習者のパーソナリティーに合わせて一瞬一瞬の指導を変えられる力があれば、その日の内容、メンバー、人数、研修スタイルに問わず、学習者は「役立つ」を実感できるでしょう。
ビジネス英語の習得に悩んでいる方や、企業英語研修の導入にあたってお困りの方は、ぜひALYSへお問い合わせくださいませ。
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